Chroniques Hokkaïdoises: 今昔物語

 

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Mercredi 30 mai 2007

最近、僕には昼食をとるのにお気に入りのレストランがある。そこは新宿公園横の小さな店で、レストランというよりは喫茶店の方が近いかもしれない。店のメニューはカレーが中心で、時々アルバイトが手伝うこともあるけど、基本的には気のよさそうなマスターが一人で切り盛りしている。

オフィス街の昼時といえば、どの店も席は満杯だ。でもこの店の席にはなぜかいついっても余裕がある。もちろん突発的な団体客で混むこともあるけど、決して行列ができるような店じゃないことだけは確かだ。客にバラツキがある理由は、たぶん僕がこの店を贔屓にしている理由と重なっているように思う。それは。。。マスターの料理がへたくそのだ。

例えば、カツカレーを頼むとする。ここのカツはちゃんと注文してからあげてくれる。できあいのカツを使う店が多いなかでこれは嬉しいことだ。もしも運がよければ、注文した品は割りと早く席に届けられるだろう。しかし、運が悪ければ、マスターは他の料理にパニクっており、なかなかできあがらない。小走りでやってきて「やっぱり、別のにしてもらってもいい?」なんて聞きにくることもある。

カツカレーが届いたからといって安心してはいけない。カツの表面が焦げていても、切ってみないことには中まで火が通っているかどうかわからないのだ。うまくいけば最高のカツが食べられる。運が悪いと赤身のままだ。

その時は「豚肉なのに大丈夫かよぉ」と、一人でドキドキしながら食べることになる。最も、「生だよ」と声をかければ揚げ直してくれるのだけれど。

例えば“豚煮込み”を頼むとする。運がいいと柔らかくて味の通った美味しい料理がでてくる。だが煮込みはハズレ率が高いので、たいていの場合はカチカチ肉が出て来て歯を痛めることになるのだ。柔らかくても油断はできない。まるで味がしみていないときもあるのだ。

par Atarô publié dans : 日本語
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